子供部屋はいつから必要?年齢別にレイアウトをご紹介します

お役立ち

子供部屋はいつから必要になるか、この悩みは親御さんであれば誰しも一度は抱えるものです。

世間一般には小学校低学年からというケースが多く、やはり勉強に集中できる環境が必要になるとの考えから、小学校に上がる頃に子供部屋の検討が行われることになります。

ただ、家庭によっては低学年はまだ早い、高学年になってからというところもあります。

このあたりは親御さんの考え方や家庭の事情によりますが、以外にも子供に部屋を与える必要がないと考える家庭があるのも確かです。

また中学校に入ってからという家庭も思いの外少ないので、大抵の場合は小学校の低学年か高学年のタイミングで子供部屋が与えられることになります。

早くから自分の部屋が持てると、自立心が芽生えたり親離れが早くなるといったメリットに期待できます。

プライバシーが守られることもあって、安心して自分がやりたいことに集中できるのもメリットです。

一方、親の目が届きにくくなることから、子供に悪い影響を与える人が近づいていても気がつきにくいデメリットがあります。

最近はネットで簡単に他人と繋がることができる時代ですから、子供をそういうリスクにさらしてしまわないように注意が必要です。

小学校に上がる前に子供部屋を与える場合は、個別ではなく親と同室にして、親の生活スペースとカーテンなどで区切るレイアウトが最適です。

これならいつでも親の目が届きますし、必要に応じてプライバシーを守ることができます。

何かあればすぐに顔が見られるので、子供もそうですし親も安心です。

おすすめなのは出入り口1つに対し、ベッドや机などを2つずつそれぞれのスペースに設けるレイアウトです。

具体的には両端の壁際にベッドを置いたり、机を設置する置き方です。

そして部屋の中央にカーテンを設けて、開け締めできるようにいます。

目線は遮ることができますが、音は聞こえますから、気配を感じることができるので、小さい子供は安心感が覚えられます。

もし大きめの部屋を確保するのが難しい場合は、隣り合う部屋にベッドや机を設置して、容易に行き来できるようにすることをおすすめします。

小学校にあがると、子供は親から距離を取って自分の部屋を持ちたいと思うようになります。

自分の部屋を欲しがるタイミングには個人差がありますが、いつ欲しいと言い出しても対応できるように、親は早くから準備しておくべきです
子供が一人っ子なら1部屋を与える形となりますが、まだ自分で生活習慣をコントロールするのが難しく、夜更かししやすいと日常生活に支障をきたすので、その点に配慮が不可欠です。

例えば親の声が届きやすいリビングのすぐ隣の部屋を子供部屋にしたり、ベッドや机を部屋の奥ではなく、ドアの近くに設けるレイアウトがおすすめです。

ドアは部屋の様子が分かるように、明かりが見える窓を設けると尚良いです。

子供が複数人で兄弟や姉妹の場合は、1部屋に二段ベッドを設置する方法もあります。

当然ながら生活のペースは兄弟姉妹で異なりますから、一方が遊んでいてももう一方が勉強できるように、プライベート空間が分けられる配慮は欠かせないです。

机は離して設置する、小さい子供向けと同じように、カーテンを設けてスペースを仕切ることができるようにするのも理想的です。

小学校の高学年や中学生は、自立したり大人になる準備と考えて、できるだけ1人に1部屋を与えたいところです。

とはいえまだまだ子供ですから、親子で生活のルールを話し合って決めたり、それを守っているかどうか確かめられるようにすることが大事です。

プライバシーに対する意識が強い子供は、ドアに鍵をつけたいと言い出すと思われますが、この希望は却下した方が良いでしょう。

レイアウト的にはベッドや机に加えて、テレビやゲーム機など、子供の希望を汲み取ってできるだけ実現してあげるべきです。

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