新しい家具を購入する場合には、店に行って自分の好みのものを選んでしまう人も多いかもしれません。
しかし家具単体を見て気にいったとしても、実際に置いてみたときに違和感があると言うケースも非常に多いものです。
このようなことになる原因は、部屋のテーマに合っていないことが挙げられます。
このようなことから家具購入前には、まずテーマを決めることが大切です。
家具購入前の部屋のテーマ決めのコツについてしっかりと把握しておきましょう。
まず最初に行いたい事は、作りたい部屋のスタイルを確認することです。
具体例を挙げると、洋服を選ぶときにどのように選ぶのかをまずは考えてみましょう。
カジュアルやコンサバ、モードなど、なりたいファッションのスタイルをまずは決めるはずです。
スタイルを決め、それに合ったファッションアイテムを集めていく方法、つまりは部屋づくりにも同じようなことがいえます。
まずはどのようなスタイルを目指すのかを決めることから始めていきましょう。
部屋作りのコツとして、まず最初に必要な事は、自分が暮らしたいインテリアスタイルを確認することです。
一言でインテリアといっても様々なスタイルがあり、自分や家族がどのような雰囲気の中で暮らしたいのかを確認することが大切です。
スタイルのイメージは、ビジュアルで確認できるようにしましょう。
イメージを頭の中だけに留めておいてはなりません。
そして言葉だけにしておくのもいけません。
雑誌の写真を切り抜く、インターネットで画像を集めて保存するなどして、ビジュアルとしてイメージを確認できるようにしておくことが大切です。
出来る限りたくさんの実例に触れることによって、自分の好きな敬語、家族が好む傾向がわかってきます。
ビジュアルとして確認できれば、家族とのイメージの共有にもつながります。
そして使用するインテリアの色を決めていきましょう。
どこから決めれば良いのかと言うとそれは簡単に交換することができない場所です。
つまり床や窓枠、サッシや金具などがこれに該当します。
そして壁や家具など大部分を占める色、そして印象を決める色をそこに加えていきます。
賃貸の場合には壁までは色が定められているため、ここに合わせて家具の色を決定していきましょう。
最初に決めたスタイルで参考になる写真や画像などを見て、自分の家の壁にはどのような色が合うのかを選んでいきます。
この時に感覚で決めるのではなく、お手本となるコーディネートを参考にすることが大切です。
気分や感覚で色を決めると、カラーコーディネートは大きく失敗しています。
最終的に思っていたのとは違ってしまったと言うことにならないようにするためにも、お手本を参考にすることが大切です。
そして家具はレイアウトを考えながら選ぶことが大切です。
家具はインテリアの骨格にもなるものであり、とそれと同時に人間の居場所や導線を作ることにもなります。
レイアウトや導線をよく考えて選ぶことが何よりも大切であり、近年では新築の設計の段階で、家具の配置を選ぶケースも増えてきているのです。
デザインだけではなく素材やメンテナンスのしやすさなども、家具を選ぶ上での大きな基準となるでしょう。
そして窓周りのデザインも考えていく必要があります。
カーテンやブラインド等は、壁の一部、つまり背景を作るポイントの1つです。
それだけではなく光や自然をコントロールする役割も果たすのです。
窓の外の環境と兼ね合いをよく考えた上で決めていく必要があります。
最後に照明のプランニングも行いましょう。
人と話をする、テレビを見る、本を読むなど、様々な過ごし方や使い方をするはずです。
すべて同じ種類の照明では十分に役目を果たすことができないでしょう。
光の色や強さ、特徴を理解した上で、適切な照明を選ぶことが重要です。