部屋にラグは必要?事例をもとにメリット・デメリットを解説

部屋作り

部屋にラグを検討する場合、気になるのは本当に必要かどうかということです。

結論からいえば完全に好みで決めたり選ぶことができますが、機能面に目を向ければ前向きに選びたくなるはずです。

冬に床が冷たくて足元が冷えるという事例では、毛足の長いラグを設置することで解消するメリットがあらわれています。

これは毛足があたたかい空気を含んで保つからで、一種の断熱材的な機能を発揮することからもたらされる効果です。

厚手の靴下を履いたり、ルームシューズを着用すれば絶対に必要ではなくなりますが、敷くことによって靴下やルームシューズが不要になり足元に開放感が生まれるのは確かです。

一方、デメリットは毛足が長いと埃を溜め込みやすく、掃除に手間が掛かることです。

掃除を怠ると埃が溜まりますし、埃が積もると湿気によって埃臭くなってしまいます。

しかもダニやカビを呼び込みますから、これらのアレルギー気味の人には向かないです。

部屋を頻繁に模様替えする人は、家具を動かすことが必然的に多くなるので、ラグはあった方が良いといえるでしょう。

理由は家具の設置、移動による床の傷を防ぐことができるからで、うっかり物を落としても床を傷つけずに済む安心感が得られるのがメリットです。

特に、賃貸だと退去時に原状回復が必要になりますから、敷金礼金を無駄にしない為にも、できるだけ傷をつけない対策が必要不可欠です。

ラグはまさに傷予防に最適な心強い味方で、おすすめは床の広範囲を覆う大判となります。

デメリットは部屋に合う、好みに適したサイズやデザインが見つけにくいこと、大判を選ぶとコストが掛かることです。

敷物は必ずしも必須というわけではありませんが、インテリアに変化をつけられるメリットは見逃せないです。

好みに合わせてレイアウトを変更したり、買い替えることもできるので、インテリア好きの人にとってお部屋のおしゃれの魅力的なアイテムとなります。

ただし、買い替えとなると処分が必要ですし、捨てるにしてもお金と手間が掛かるのはデメリットです。

家具と比べて中古で売りにくいですし、売れるとしても高級品でなければあまり高値では売却できないので、買い替え費用には期待できないでしょう。

小さい子供がいる家庭だと、椅子やよじ登れそうな棚の足元に敷くことで、万が一落下した時に衝撃を吸収するクッション代わりになります。

ある程度の厚みと毛足のクッション性が欠かせませんが、直接床に頭や体を打ちつけることを考えれば、ないよりあった方が良いのは間違いなさそうです。

子供がいる家庭にはもう1つ、足音が軽減されるメリットもあります。

飛び跳ねたり走り回ってもダイレクトに音が床に伝わらないので、騒音が軽減されて近隣住民からの苦情が寄せられるリスクが減ります。

ペットを飼っている場合も同様に、傷や騒音を防いだり軽減されるメリットが発揮されます。

ただ、埃に加えて動物の毛も絡んでしまうので、掃除の手間が増えるデメリットは避けられそうにないです。

床に直接座ると、お尻が冷えるような感覚を覚えますが、冷えが気にならなくなると床に抵抗感を覚えずに座れます。

子供と床に座って遊んだり、ペットとじゃれ合うこともできるので、そういう意味でもラグはメリットがあるといえます。

大きくて重量があって洗いにくいので、汚れが溜まりやすい割にお手入れしにくいのは明らかなデメリットでしょう。

日頃は掃除機や濡らして固く絞った布で拭き掃除ができますが、飲み物をこぼしたりシミがついてしまうと、これらの方法では対処できないです。

家庭用の洗濯機で丸洗いするにも限界がありますから、自宅で洗えない場合はクリーニングに頼ることになりますが、そうなるとやはりお金が掛かります。

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